昨日はIIJで行われた「SPAM技術交流会」に参加してきました。今回も送信者認証を主体にした感じです。最初にSender-IDとそこにいたるまでの経緯に関しての技術的説明、そして、各MTA(オープンソースSendmail,商用Sendmail,OpenWave,IronPort)の対応、および質疑応答でした。JAIPAとして、どのように絡むかを明確にせよ、という意見もMEXの石田さんなど(^^;から頂きました。確かにその通り。理事としてきちんと考えなきゃ行けないと思います。で、考えてみました。
JAIPAは社団法人というその性質上、会員以外へのサービスを提供することはできません。IAJも似たようなものではないかな、と思います。この二団体は密接に連携し、それぞれの会員に対し啓蒙活動を行う必要がありますが、細かい技術的な話は、加盟していない団体会員からも意見を集め、コンセンサスを得る必要があります。逆に、会員での話では相互に異なる結果が出る可能性もあります。そのためには、別の組織が必要だと思います。また、その組織は、アメリカ本国との深すぎる関係を避けるため、MAAWGの日本組織であってはならないと思います。JAIPA、IAJなどは、この組織に協賛し、そして、そこに人とできればお金を送り、フィードバックを受けます。それを受ける組織として、JAIPAにもワーキンググループは必要でしょう。
懇親会で、このあたりの話をIIJの近藤さんと意見交換、落としどころは見つかりました。
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