日曜日、早起きして鹿児島へ向かう。新八代から九州新幹線、つばめ1号。熊本から1時間ほどで、鹿児島中央駅に到着。そう言えば、これで1都1道2府43県、すべてをまわったことになる。旅って、なんだろう。まだ答えを出せる程経験を積んだわけではないけれども、旅とは、出逢い、そう思いたい。津々浦々、いろんなところにいろんな人が生きている。一人でも多くの人と、いろんな話をしたいものだと思う。少し早く着きすぎたので、桜島フェリーの船着き場で、雄大な風景を見ながら仕事とかしてみる。お昼頃に某社をご訪問して、お昼ご飯に黒豚トンカツをごちそうになった。
午後は、行きたかった知覧の特攻平和会館に連れて行っていただく。このままだと本当に日本で戦争が起こることはあり得るし、不幸な歴史を繰り返すことになる可能性は高いと思う。それを防ぐためにどうすべきか、自分なりに少し考えたかった。むろん、核武装が良いことだとは思わないが、では、ピースマークを着けてどこかを行進することが平和のためになるか、というと、とてもそうは思えない。見終わって、結果的に感じたのは、特攻で亡くなった方々を美化しながらも、それを平和とどう結びつけるのか、という難問が解けずにいる戦争を「知っている」世代。そして、平和という絶対的なことを教え込まれながらも、その仲にある矛盾が解決できず、されども鶴を折る子供達がいること。日本は、自衛隊以外にも何らかの組織を持つべきではないでしょうか。ある程度強制的に動員でき、世界中に平和的に手伝いに行けるような組織を。周辺の状況は、なんら被害なく、このまま平和な時間が過ぎていくとは思えません。そんなことをいろいろ考えながら、覚悟の書を見て回りました。
日韓首脳会談の熱も冷めやらぬ指宿(いぶすき)で砂蒸し風呂。せっかくなので同じ所と思ったけれども、白水館は宿泊客だけ、ということで、指宿シーサイドホテルへ。学んだことは、熱くして欲しいところには遠慮無く砂を掛けてもらうように頼むこと。その後、池田湖で大うなぎ(これはほんとにでっかい)をみたり、薩摩富士と呼ばれる開聞岳を見ながら鹿児島市内へ戻る。
晩ご飯は、薩摩正調料理、熊襲亭。薩摩揚げに、地鶏に、黒豚に。奄美の鶏飯(けいはん)でおなかいっぱい。満足でした。黒千代香(くろじょか)で飲む芋焼酎も、最高。
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