昨年話題にもなり、ほかの方のブログでも紹介されていて気になっていた本を、しきたりに溢れる正月に買ってみました。それなりにわかっていることの、意味合いや歴史について、いくつか、ほう、と思わせられるところがありました。ただ、本来外国人向けに日本を紹介するために書かれるべき本のようにも思え、少し物悲しさも感じます。核家族でなく、大家族の多かったひと世代前ではこのような本は必要なく、生活の中で実体験を通じて、あるいは口述伝承の形で受け継がれていくものだったんでしょうね。
この数年、しきたりを気にする機会が増えてきて、できるだけ受け継ぐべきは受け継ぐ、最近の時代に合わず廃れていくものごとも、少なくとも、やらずとも知っておこうと思っているのですが、どこまでできることやら。
コメント